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概要

 山歩きなどしていると、夏でも羊の毛を使ったTシャツが発汗性も良く便利だったりします。このように織物として、また食肉としても重要な役割を果たしてきた羊。薬師如来の眷族。という記述も見つけるのですが、謂れなどは殆どなく、出てきても十二神将の一将「頞儞羅大将」が羊の方角を守護しているというものしか見つかりませんでした。ただ羊肉はヨーロッパから中国大陸まで広くタンパク源として利用され、また羊毛も多く使われてきました。このためか「羊」という文字を見ると、美・祥・善など良い意味の漢字に使われています。
ただ日本の場合、肉食の文化が明治期までなく、また多く飼われる事もなかったため馴染みが薄く、古い絵画では羊として山羊が書かれることも多かったようです。

縁起、ご利益

目立ったご利益は見つかりませんでしたが未年の守本尊は大日如来様。とても尊い仏様に見守られた生まれ年なんですよね。

姿

 比較的リアルに作られていることもありますが、干支での絵馬などではイラストとして可愛らしいキャラクターになっていることもあります。

観られる主な神社仏閣