概要

 不吉な鳥として見られがちで、住宅街でもゴミ収集の合間を狙っている烏ですが、三本足の烏がエンブレムになっているようにサッカー日本代表のシンボルにもなっている鳥です。

 三本足の烏は「八咫烏」と言われ、神武天皇が東征した時に、高皇産霊尊の命令で神武天皇を熊野国から大和国へと道案内をした霊鳥です。この熊野から発した事から熊野本宮大社の他、各地の熊野神社でも八咫烏をあしらったお守りなどが見られます。

 また、一説には三本足自体は「八咫」を示さず、八咫と言う約1.4m、巨大だと言う意味を込められた名前だとも言われます。

縁起、ご利益

 八咫烏は日本サッカー協会では勝利を祈念してエンブレムに採用しているのでしょうが(実は、深い深い意味や縁があるのですが…省略します)。その他、神武東征の伝説から交通安全、恋愛成就のご利益があるようです。私の場合、熊野神社で見かけたときには吉兆だと思っています。
 また八咫烏ではありませんが、大國魂神社では例年のすもも祭りでからす団扇を頒布しています。この扇で扇げば、農作物の害虫は駆除され、病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると魔を祓いその家に幸福が訪れるといわれる縁起物です。特に団扇の骨が烏の目に当たれば「あたり目」として、喜んでいた記憶があります。

姿

 原則、全て黒で描く以外は特に意匠の統一性は無いようです。

観られる主な神社仏閣

川越 熊野神社:御神紋に烏を使うなど、各所に烏があしらわれています

大國魂神社:すもも祭りでのからす団扇