概要

 世の中が泰平になると顕れる吉兆とされ、また獣類の長とされる麒麟。鳥類の長が鳳凰とされているため、一対で扱われることも多い聖獣です。
 神社の装飾などにその姿が見られますし、ビールのラベルでもお馴染みですが、いかめしい姿とは対象的にとても優しい動物で、足元の虫や植物を踏むことさえ嫌うと言われています。
 そして、先程書いたように、世の泰平を知らせる吉兆になる代わりに、この麒麟を傷つけたり、あるいは死骸に出くわしたりすれば凶兆とされています。 

 因みに、織田信長は麒麟の字を使った花押を使ったと言われていますが、これは足利将軍の時代を終わらせて自分で天下を統一しようという願いを込めたためていたそうです。

縁起、ご利益

 風水で麒麟は安寧の象徴とされているため、災厄防止、招福の力があるとされているようです。

姿

 鹿の身体に似ているものの背丈5mと巨大で、顔は龍、尾は牛、蹄は馬に似ています。そして角は一角の場合も二本・三本のもの、また角の無い姿もあります。

観られる主な神社仏閣

日本橋:欄干に羽を持つ麒麟が置かれています

浅草神社:拝殿の壁画