概要

 一般に害獣扱いされる「鼠」ですが、立派な大黒天の神使です。大黒様の縁日は「甲『子』の日」で、一説には大黒天様の梵名ではマハーカラが「大いなる黒」 を意味し、この 「黒」が陰陽五行で北方を指し、 「北」 は十二支では 「子」の方角なので鼠が神使とされたとも言われます。また、大黒天と大国主命が習合されましたが、大国主命の神話でも素戔嗚尊に誘われて入った野原に火が放たれピンチに陥った大国主命を鼠がやってきて鼠が掘った穴に隠れて日を逃れることが出来た命の恩人でもあるのです。

縁起、ご利益

 一般的には嫌われ者の鼠ですが、その御利益として
・子孫繁栄:繁殖が盛んで多産
・蓄財:ネズミ=寝ず身(ねずみ)に通じることから働き者で、財を蓄える
と実はおめでたい存在だったりします。

姿

 やはりリアルに鼠を描くと、どうしても害獣駆除の看板のようになってしまうので、白く可愛らしい姿で絵馬やお守りに描かれることが多いようです。

観られる主な神社仏閣

駒繋神社:別名「子の神」として大国主命を祀っています