鳥居とは?

神域と俗界とを区分けする結界の意味がある、一種の門とされます。
両端に柱、その柱をつなぐ横木とで成り立っていますが、実際には様々な形式があり、形式に従って様々な部品が使われます。

稲荷、八幡…神社によって形式は決まる?

山王日枝神社では屋根のような破風がついた山王鳥居が、東伏見稲荷神社では朱塗りの稲荷鳥居、武田八幡宮や厳島神社では両柱を稚児柱が支える両部鳥居が使われています。が、実は稲荷神社=稲荷鳥居、山王神社=山王鳥居という決まりはありません。建立する施主などの意匠によって決まっているようですね。とは言え、稲荷神社に鳥居を寄進しようと思ったら、やはり稲荷鳥居にしたいものですが…。

素材は?

靖国神社の大鳥居は耐候性鋼による銅鳥居、明治神宮の大鳥居は台湾産の檜材、世田谷で一番古い喜多見氷川神社の鳥居は石鳥居と、様々な素材で作られています。
ただ、いずれも経年劣化など、保守には苦労されるようで、特に小さな神社では塩化ビニールなどで作っているものが増えているそうです。

鳥居の不思議

先程「門の一種」と書きましたが、門であれば神門や随神門などもあります。鳥居だけが神社の門ではないのです。が、神社の象徴となっているのが鳥居。何故でしょう。
一種、オカルト的になりますが、ここに出てくるのが「日ユ同祖論」です。日本人とユダヤ人が同じ祖先であるという説ですね。そして鳥居は古代ヘブライ語で門を意味する言葉があるとか、ユダヤ教の重要な祭祀である過ぎ越しのまつりには門を羊の血で塗った。その名残が稲荷鳥居の朱赤とか…です。
その他にも、東南アジア・雲南のアカ族に類似のものがある。など造作も語源も諸説ありすぎなのです。
普段、当たり前に見ている鳥居ですが、実は謎の宝庫だったりするのです。