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祭神とは

 祭神、このサイトでは神社の本殿に祀られている神様を「祭神」として書いています。
とちょっと当たり前のようですが、神社には境内社など一つの境内の中でたくさんの神様を祀っていることがあり、ちょっと面倒くさい書き方になりました。

だからちょっと祭神について考えよう

 本殿に祀られている神様とは言っても、実際には一柱の神様だけが祀られている神社は少数はで、多くの神社では二柱以上の神様が祀られています。それも、いわば同格で「主祭神」として最上位の神様が二柱のケースもありますし、「相殿」や「配神」として主祭神とは区別されているケースもあります。

相殿とは?

 今ある神社の御由緒で目立つのは、明治のはじめに近隣の神社を合祀した記録です。
この合祀によって元々の御祭神と共に祀られるようになった神様が「相殿神」とされることが多いようです。ただ、見ている限り境内に別の社(やしろ)や祠を配置しているケースでは相殿神とはしていないようです。

配神とは?

 相殿神が主祭神と関係性ではなく、元々の地理的な理由が大きいことに対して、配神は主祭神と同じお社に祀られた主祭神のお后神や御子神、あるいは随神や縁故の神様を言います。