手置帆負神

タオキホオイノミコト

神様について

天の岩屋に隠れた天照大神。天宇受売命の踊りがきっかけで岩戸から出られたことは良く知られています。そのバックグラウンドで活躍したのが手置帆負命です。手置帆負命は彦狭知命と協力して天御量という高天原の物差しを作り、木を伐り、そして瑞殿という御殿を造りました。岩戸から出た天照大神が住まわれたのが瑞殿だと言います。
 この事から、工匠、建築の神様としてのご神徳が知られていて、現在でも上棟祭で
 ・屋船久久遅命&屋船豊于気姫命:家屋を守る神
 ・手置帆負命&彦狭知命:工匠の神
 ・産土神:地域の神様
が祀られます。
 また、後に大国主命が天降りすると笠縫として仕えたともされています。

古語拾遺から太玉命が率いた神の1柱であり、讃岐国の忌部が祖とされています。また「手置」が「手を置いて物を計量する」ことを意味するものと解釈されていて、更に「手置帆負命が孫、矛竿を造る。其の裔、今分かれて讃岐国に在り。年毎に調庸の外に、八百竿を貢る」と書かれていることから、讃岐忌部氏が祭具を朝廷に献上する立場にあり、また「竿調国=さおのみつぎ」が転じて「さぬき=讃岐」という地名になったという説もあります。

別名、別記法

ご神徳

祀られている主な神社

千葉県南房総市 莫越山神社

東京都中央区 松島神社

神使

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