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多宝如来

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国立国会図書館デジタルコレクション「御室余光

梵名

プラブータ・ラトナ

真言

概要

 由緒に書いた伝から、多宝塔の内部に安置される場合が多く、また、釈迦如来と並んで安置されることが多いようです。

由緒

 釈迦より以前に悟りを開いた仏、つまり過去仏の一尊である多宝如来は東方の宝浄という世界に住んでいると言われます。とは言え「無量千万億阿僧祇」にある世界ですから、とてつもなく離れた場所ではあります。
 釈迦が説法を行っていたところ、地中から多宝塔と呼ばれる七宝で飾られた巨大な宝塔が現れ、空中に浮揚したそうです。この宝塔も500由旬と言いますから、おおよそ500〜600km。とてつもない高さです。そして宝塔の中から説法に対する賞賛が大きな音で聞こえてきたそうです。この声を発した多宝如来は、自らの座っていた席を半分譲って釈迦に座れと促しました。こうして二尊の如来が並んで座り、釈迦は説法を続けたそうです。

お姿

守本尊

ご利益など

ご本尊としているお寺の例