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長良神社

館林総鎮守

神社概要

【御祭神】 主祭神 藤原長良 合祀 蛭子命大国主命、豊受姫命、金山比古神、伊弉諾命伊弉冊命、猿田彦命、鹿屋野比売神、倭建命、句々迺馳神、長乳歯神、素戔嗚尊大山祇神倉稲魂命木花咲夜姫命菅原道真大日孁命

【社殿】木造欅檜材屋根銅版葺春日造 元禄6年(1698)

【鎮座地】 群馬県館林市代官町11-38

【アクセス】東武線 館林駅から徒歩15分
      東北道館林ICから20分

【創建】不詳

【社格】旧郷社

【境内社】織姫神社、

【例祭】7月15日-16日

【氏子】

【ご朱印】 あり

※ 合わせて館林七福神(恵比寿)も受領可

【ご朱印帳】 なし

【HP】 なし

【SNS】 なし

地図

神社お得意のご利益

六算除、虫封、交通旅行安全、国土開発、家内嶄然、五穀豊穣、無業息災、延命長寿、医薬、縁結び、商売繁栄、安産生育、学業、厄難除


ひと足伸ばして

使っているナビ、冗談がすぎる性格のため、しばしば極細の道、酷い遠回り、れれれ?という場所での案内終了をしてくれるのですが、こちらに伺う時にも、極細の道に誘い込むことにご執心となり…もぉ最後は勘だけで駐車場に到達することができました。
周囲に学校があり、とても開けた印象の神社ですが鳥居からして「うっ、ここ文化財の宝庫なんじゃないか?」との思いが…。
まずは拝殿にお参りしますが、重厚な龍の透かし彫りにワクワクしてしまいました。続いては右手にある境内社へと向かうのですが、「織姫神社」と聞き慣れない額に「?」と…最近建立したような境内社では、ちょっと俗な雰囲気の命名をされていたりしますが、こちらの社殿、古いんです。しかも社殿前にある狛犬は、どう見ても渋谷金王八幡宮で見た弘化年間に奉納されたもののような古色とこじんまりとした雰囲気で、チャラい命名には見えません。ということで、きっちりと二礼二拍手一礼です。
 これで御朱印なのですが、織姫神社にいる間に嫁の声が聞こえてきます。どうやら神職様と会話している様子だったのですが「先に社務所を拝見していたら、『御用があれば』と声を掛けられちゃった」と。うーん、気が利いている…と思いつつ、社務所で若い神職様にお願いし、しばし書き上がりを待ちます。
 で、ちょっと気になったことを「つかぬ事を伺うのですが、織姫神社の狛犬。相当古いものでは?」と伺う(あくまで気楽な質問なのですが)と「うーん。ひぃお爺さんの頃に織物組合から寄進されたと…。あ、宮司なら知っているかもしれないのでお待ち下さい」と真面目に取り合って頂いてしまいました。
で、お二人のお話を簡単にまとめると
・館林紬が主要産業だった時代があり、織物組合があった
・織物産業が下火になり組合が解散した折り、社殿などが寄進された
・そのため、年代などは不詳となっている
との事でした。が、拝殿前に同様に、相当古い狛犬があり、こちらが文化13年(1816)との事で、相当する時代かもとも。
しかも手水舎、社殿や灯籠、鳥居と江戸に遡る作がそこかしこにある文化財の塊なんですね。
うむ、気楽に立ち寄った私が悪い。ここは是非、勉強してから再訪しなくては!

ギャラリー

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