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石観音堂
御由緒
観音堂として、寺院から独立して建っていますが、寛文5年(1665)に近隣にある明長寺の弁融によって開かれたものです。
お堂の通称の通り、石造の如意輪観音が本尊となります。
境内には梅動独吟万句詠草塚、六人一句碑など小さな境内に石造りのモニュメントが多く置かれています。
霊亀石盥盤と言う手水石は、享保18年(1733)、地元漁師が納めたと言われますが、この年は不漁続きだったそうです。そんな中、漁を終えて帰ろうとした漁師の船が動かなくなります。船の下には大きな石があります。これを「手洗石に手頃な大きさだ」と引き上げようとします。が、なかなかうまく行きません。そこに現れた2、3匹の亀が石を動かすために力をかしたと言うのです。
観音像もですが、境内には石にまつわる様々な伝説が詰まっているように思えます。
概要
【山号/院号】
【宗派、御本尊】-/石造如意輪観世音菩薩
【所在地】神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
【アクセス】 京浜急行 川崎大師駅から徒歩16分
【開山】 寛文5年(1665)
【ご朱印】
※ 特記なし
【ご朱印帳】
【HP】
【SNS】なし
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いぼ取り
ギャラリー
参拝記
雨の中、Googleが示す先には「観音通り」の文字が。その由来が、この観音堂にあることは間違いないでしょう。でも、それほど大きな境内ではありませんし、祈願堂として質素な佇まいを見せるばかりです。
しかし…写真を見直しても霊亀石が見当たらない…。出直しましょうね(笑)