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吹上稲荷神社
御由緒
二代将軍 徳川秀忠公により日光山から御神体を奉持し江戸城吹上御殿内に勧請斎祀した「東稲荷宮」が吹上稲荷神社の始まりです。
後に松平大学頭が徳川家より拝領とされますが、この大学頭は年代として松平頼貞を指すのでしょうか。そして宝暦元年(1751)に武蔵国北豊島郡大塚村の総鎮守として松平家より拝受され、吹上稲荷神社と号したそうです。元々、将軍自ら勧請しただけに、武家諸公が篤く信仰したと言われます。
現在の鎮座地は護国寺に隣接していますが、一時は護国寺内の月光院に遷座していた時期もあったようです。
神社概要
【御祭神】保食之大神
【社殿】
【鎮座地】 東京都文京区大塚5-21-11
【アクセス】
【創建】 元和8年(1622)
【社格】
【境内社】
【例祭】9月21日-22日
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】 なし
【HP】東京都神社庁
【SNS】 なし
【氏子地域】
地図
神社お得意のご利益
ひと足伸ばして
ギャラリー
参拝記
護国寺の音羽富士への登頂…を果たした後の参拝でした。こちらも予備知識なく勝手に小社を想像していたので、時計は3時半を過ぎています。11月の3時過ぎは既に夕方の雰囲気ですが「まぁ参拝するには充分だね」と思っていたのです。が、近づくと意外に大きな鳥居が見えてきます。「あれれ?」と思うと、七五三のお参りの家族が楽しそうに楽しそうに昇殿しています。完全に予想と違う、かなり立派な神社です。
社殿も、かなり凝った設えのようですし、後から知った将軍家や松平家の関係を考えれば、むしろ、護国寺を含めた江戸の武家文化の遺構と言うべきなのかもしれませんね。
今度参拝するときは、少し気合を入れます!