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靖國神社

御由緒

 靖国神社、あるいは靖國神社とも書く「やすくにじんじゃ」。その設立や御祭神の関係からでしょう、毎年8月15日に注目を集めます。しかし普段の靖國神社はとても静かで、有料ですが(奉賛会会員は無料)で拝観できる遊就館も散策すると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

 明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しにより、日本国のため人々の御霊みたまを慰め、事績を後世に伝えるために「招魂社」が創られます。
 明治12(1879)年6月4日、社号が「靖國神社」と改められ別格官幣社に列せられす。この社号は明治天皇が命名されたもので「国を靖んずる」という意味を表し、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。
 この創建、そして社号命名の背景には、戊辰戦争を経て徳川幕府から明治政府へと移行する中で、近代国家建設のために尽力した多くの国民の尊い命が失われたのです。
 これを憂いた明治天皇は明治2年6月、国家のために一命を捧げられた人々の名を後世に伝え、その御霊を慰めるために神社を創建したのです。
 御祭神には戊辰戦争や佐賀の乱、西南戦争などでの戦死者の他、幕末・明治維新の中で志半ばで亡くなった坂本龍馬や吉田松陰、高杉晋作、橋本左内などの著名な幕末の志士達、また日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)などの対外事変や戦争において国家防衛のために亡くなった方々が従軍看護婦や女学生、学徒などの軍属・文官・民間人、また皇族を含め身分に関係なく御霊246万6千余柱が祀られています。

お気に入り度
 ★★★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★★

神社概要

【御祭神】 護国の英霊

【社殿】 神明造

【鎮座地】 東京都千代田区九段北3-1-1

【アクセス】 東京メトロ 九段下駅から徒歩5分

【創建】 明治2年(1869)

【社格】 旧別格官幣社・勅祭社

【境内社】

【例祭】 4月21日-23日(春季例大祭)

    10月17日-19日(秋季例大祭)

【氏子】

【ご朱印】 あり

※  特記なし

【ご朱印帳】あり

【HP】 オリジナル(リンクは承認頂いております)

【SNS】 Instagram

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神社お得意のご利益

ひと足伸ばして

ギャラリー

大鳥居と狛犬
神門