
濱町神社(陶栄神社)
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御由緒
日本橋浜町の再開発で誕生したトルナーレ日本橋浜町の敷地内にある濱町神社(浜町神社)。
天明年間(1781〜1789年)、島津家下屋敷の庭内に島津稲荷大神を祀ったのが起こりと言われています。明治時代になると、下屋敷が払い下げられますが、神社は同じ場所に残ることとなりました。
大正12年には関東大震災で社殿焼失、昭和20年には戦災で社殿焼失していますが、崇敬会を中心に神社を再建しており、戦災からの再建は昭和28(1953)年に行われています。
再開発で濱町神社も対象エリアに入るトルナーレ日本橋浜町が計画されると、社殿を屋上に移転する案もあったが、崇敬会等の反対もあり、若干の移動のみでほぼ初期の鎮座地を移さずに現在に至っています。
境内社として陶栄神社が拝殿の右手に建っています。よく見ると社殿の土台にはおびただしい陶片が埋め込まれていますが、これは平安期、鎌倉期、江戸初期の古窯より発掘されたものだそうです。こちらの御祭神は埴安大神、加藤四郎左衛門景正命、加藤民吉命となっていますが。埴安大神は土、焼き物の神様で加藤景正、加藤民吉はどちらも有名な陶工です。一見、この場所とは無縁な気もしますが、実は浜町の他、人形町・蛎殻町は陶磁器問屋が60軒以上もあった「せともの」の街でした、おそらくはこの事から、濱町神社の境内社としてお祀りされているのだと推察しています。
私見ですが
今は瀬戸物屋さんも目立たなくなった街の景色ですが、境内社の陶栄神社を見ていると、往時に沢山の瀬戸物屋さんがあり、その人達に支えられた神社だと感じることができます。トルナーレの現代的な様相と、昔の街並みを一つの空間で感じられる不思議なスポットです。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★
神社概要
【御祭神】 稲荷大神
【社殿】
【鎮座地】 中央区日本橋浜町3-3-3トルナーレ日本橋浜町
【アクセス】東京メトロ 半蔵門線 水天宮駅から徒歩6分
都営地下鉄 新宿線 浜町駅から徒歩7分
【創建】 天明年間(1781〜1789年)
【社格】
【境内社】陶栄神社
【例祭】
【氏子】
【ご朱印】 なし
※ 特記なし
【ご朱印帳】
【HP】
【SNS】