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兜神社
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将門の兜が埋められている?!
御由緒
私見ですが
「兜町」と言えば日本のウォールストリート。証券業界の心臓部ですが、その地名の由来となっているのが兜神社です。名前も厳つく、かつ証券業界の守り神とも言われる神社ですが、実はこじんまりとした小さな神社で、もしかしたら拍子抜けするかもしれませんね。
御祭神は金融、証券の守り神らしく御祭神は、倉稲魂命、相殿として大国主命と事代主命とされています。
と、書くと「あれ?将門は?」となるかも知れませんが、この兜神社の社号には諸説があります。
1. 後三年の役。奥州征伐から戻った源義家が、鎮定を祈って楓川の岸に塚を作り、そこに兜を埋めたことから「兜塚」と呼ばれるようになり、この塚が後の兜神社となった。
2. 前九年の役。奥州征伐へと向かう源義家が岩に兜をかけて戦勝を祈願したことから、岩を兜岩と呼び、現在の神社の起こりとなった。
3. 乱を起こした平将門の首を藤原秀郷が打ち、首に兜を沿えて京都へと運ぶが、その途中、将門への供養にと兜だけは土中に埋めて塚を作り、ここから兜神社が起きた。
この内の3が広まって、兜神社=将門公の足跡。として知られているのかと思います。ただ、歴史のロマンとして考えると、将門を朝敵として討ち取りながら、その供養を考えて塚を作ったと言う秀郷の仏心を感じる3の説を取りたくなりますね。
私見ですが
3の説を取りたい私ですが、兜神社内には2の説を裏付けるような兜岩と言われる巨岩が置かれています。ただ、これが気がかりなのです。というのも、兜岩の隙間と言う隙間に小銭が挟み込まれていることです。置くだけなら良いのですが、岩の隙間にコインを挟めば風化、劣化が進んでしまうのではないかと…。
最近は各地の御神木でもコインを挟み込む行為が見られるようですが、木も岩も、風雨によって傷が広がってしまうので、避けてほしいものですね。
お気に入り度
★★
雰囲気
★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★★
神社概要
【御祭神】 倉稲魂命
【社殿】
【鎮座地】 東京都中央区日本橋兜町1-12
【アクセス】 東京メトロ 日本駅から徒歩7分
【創建】 明治11年(1878)
【社格】
【境内社】※兜岩
【例祭】 4月1日
【氏子】
【ご朱印】あり
※ 日本橋日枝神社にて受領可
【ご朱印帳】 なし
【HP】
【SNS】 なし