
三光稲荷神社
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猫返しの神社
御由緒
この神社の創建は、当地(旧長谷川町)に住んでいた絹布問屋 田原屋村越庄左衛門と木綿問屋 建石三蔵とが江戸時代初期に勧請したという説、また1687(元禄2)年に発行された地誌「ゑ入江戸惣鹿子」に「はせ川町、三十郎稲荷」と書かれていて、これが現在の三光稲荷神社だとされる説とがあります。後者は、大阪から来て中村座に出演していた役者 関三十郎の邸内社が起源だとしているようです。
いずれも人名に「三」が付くので「三公」と渾名され、これが「三光」へとてんじたのでしょうか。
大正12(1923)年、関東大震災が起こり神社も消失しています。その翌年には区画整理が行われ、長谷川町と田所町が合併、新たに堀留町2丁目へと変わります。神社もこの時に再建され、更に田所町の田所大明神も神社に合祀されています。
「三光」、元々の「三十郎稲荷」との語呂ということもあるのかもしれませんが、神社建立を行った絹布問屋田原屋村越庄左衛門、木綿問屋建石三蔵が、海岸の埋め立てから資産を作ったことから「天の光、地の恵み、人のお蔭様に感謝」という思いを込めたとも言われています。なんだか、この説が一番しっくり来るのは私だけでしょうか…。
私見ですが
さて、この神社のご利益として猫返しが知られています。これは「三十郎稲荷には猫が寄る」という噂話が昔からあったようで、これが転じて「猫がいなくなってしまったら、三十郎稲荷に立願すれば戻ってくる」という発展しました。そして今でも多くの招き猫が飾られていることから、ご祈願やお礼参りに来る人が多いことが判りますし、もし飼い猫が家出したら、神社にお参りしてみては如何でしょうか。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★★
神社概要
【御祭神】
【社殿】
【鎮座地】 東京都中央区日本橋堀留町2-1-13
【アクセス】東京メトロ 日比谷線 人形町駅から徒歩4分
東京メトロ 日比谷線 小伝馬町駅から徒歩6分
東京メトロ 半蔵門線 水天宮駅から徒歩9分
【創建】 慶長8(1603)年あるいは元禄2(1689)年以前
【社格】
【境内社】
【例祭】
【氏子】
【ご朱印】 あり
※ 神社を出て人形町通りへ向かい、左折してすぐの「オキナ」にて受領可。書き置きにて対応
【ご朱印帳】
【HP】
【SNS】
地図
神社お得意のご利益
猫返し
参拝記
2020.9 秋のお彼岸での初参拝。水天宮駅から明治座を巡り、そして人形町。下町の細道からの参詣は、神社ではお決まりの幟旗が目印ではなく、呑み屋街を思わせる「三光稲荷神社」というバナーがお出迎えです。
そのバナーをくぐり、クルマ一台が通れるほどの更に細い通りに面した三光稲荷神社は、小さな神社ながら、たくさんの猫、招き猫で囲まれた素敵な空間です。これは御由緒にもあるように猫返しのご利益にあやかるため、あるいはその御礼なのでしょう。
参拝を終えて、社務所に貼ってあったとおりに「オキナ」さんへ御朱印を頂きに向かいます。連休中でしたが、無事に頂くことができました^^。