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水天宮

東京で一番有名な安産の神様

参拝記

 長く工事が行われていた水天宮。工事前、そして工事の間での遷宮先などでも参拝はしていましたが、久しく経ってから工事後の初参拝となりました。
 周囲から一段高いところに設えられた社殿は、意外に遠くからも見つけることができるランドマークになっていますが、実際に参拝しようと思うと、どこから境内に上がればよいか判らず。そして、なんとなく入り口を探りつつ、見つけた階段を登ることに。
 特に鳥居も随神門も潜らずに…と思っていると、階段の途中に随神様が、そして階段を上りきったところに、懐かしの狛犬と大きな鳥居とが待ち構えています。
 社務所は、境内右手のビルの中に、そして正面にまだまだ目に新しい拝殿が建ち、中々荘厳な雰囲気です。そんな拝殿の前には赤ちゃんや妊婦さん連れのご家族が多く、「やっぱり、ここはスペシャルな場所なんだな」と思わずにいられません。神社として特化したご利益があると、ちょっと気恥ずかしくなる、男の一人参拝です。

御由緒

 地下鉄半蔵門線「水天宮前」駅。この真上に位置する水天宮は、もしかしたら日本一有名な安産の神様なのではないでしょうか。
 この神社は福岡県久留米市にある水天宮を文政元(1818)年に勧請したもので、水天宮を篤く信奉した久留米藩歴代藩主のうち、第九代目 有馬頼徳公によるものです。勧請当時は久留米藩の江戸上屋敷があった芝赤羽根橋に建立されました。そして水天宮様のご利益に預かりたい江戸の町民も参拝をしたいのは山々でしたが藩邸内では、夢のまた夢です。そこで一般参拝の許可を求める伺書を幕府へ提出されるなどした上で、久留米藩としてこの年から毎月5日に限って一般の参拝を許可したのです。許しを頂いた町民はこぞって参拝に訪れ、また有馬家の思いやりに「情け有馬の水天宮」という洒落も言われるようになりました。一方、有馬家としてもご利益と言うべきか、賽銭や奉納物、またお札などの頒布を勘定書に記録し、その科目には「水天宮金」と付けていたと言います。そして、安政年間の記録では年間2,000両もの水天宮金が記録されており、久留米藩の苦しい台所事情を救う貴重な収入源となりました。
 そんな中で、明治維新が起こり、明治4(1871)年、鎮座地だった有馬家屋敷が赤坂へと移転され、水天宮も遷座したのですが、明治5(1872)年、現在の中央区立有馬小学校付近にあった有馬家の中屋敷へと移転し、現在に至っています。
 昔から、コンクリート造りの境内は路面地は商店、その上に境内と言う構造でしたが、これは昭和40年代初期のかさ上げ工事によるものです。そして近年、「江戸鎮座200年記念事業」として社殿が建て替えられ、一時、明治座そばに仮宮に鎮座した時期がありました。平成28(2016)年4月8日から建て替えが終わり、すっかりピカピカの新社殿となった上、社務所や待合室などは、ちょっとした公共スペースとして活用できるほどに現代的な構造へと変貌を遂げました。そして、社殿など境内全体には免震構造が採用され、伝統的な社殿を現代の技術が支える形になっています。
 ところで、この水天宮を勧請した有馬家ですが、今でも宮司さんは有馬家のご当主が務められているようです。

私見ですが

 冒頭に書いたとおり、安産の神様としての印象が強くお参りの方々も妊婦さんや妊婦さんを囲んだご家族がほとんどです。しかし、その一方で有馬家を戦国時代から江戸時代まで大名家として存続させた神恩を授けた神様でもあり、家内安全や出世といったご利益を考えても良いのかと思います。男子一名でも気後れする必要はありません。是非、新しくて古い神社、水天宮にお参りください。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★★

神社概要

【御祭神】 天御中主神安徳天皇、高倉平中宮、二位の尼

【社殿】

【鎮座地】 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1

【アクセス】  東京メトロ 水天宮前駅から徒歩1分
東京メトロ 人形町駅から徒歩6分
都営地下鉄 人形町駅から徒歩8分

【創建】 文政元年(1818)

【社格】旧無格社

【境内社】寳生辨財天、火風神社、秋葉神社、高尾神社、安産子育河童

【例祭】 5月5日

【氏子】

【ご朱印】 あり

※ 特記なし

【ご朱印帳】 あり

【HP】 オリジナル

【SNS】 なし

地図

神社お得意のご利益

安産、子育て、初宮、子授け、水難除け、海上安全、航海安全、芸能祈願

ひと足伸ばして

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