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神田 出世不動尊

御由緒

 江戸城内、一橋水戸家の表鬼門除けとして建立された神田の出世不動尊。
 弘法大師の甥であり、美術史上でも有力な智証上人(円珍)の作と言われる由緒ある不動尊が本尊です。
 明治に入ると神田鎌倉町が中心になり守護されますが、第二次大戦が終わるまでは、更に川越喜多院の野川良源師が院内に住まった上で、供奉されていたそうです。今では人が住めるほどの境内地や社殿には見えないので、当時はもう少し広かったのでしょうか。
 そして狭くなったとしたら、その原因は第二次大戦での空襲が原因かもしれません。昭和20年2月の空襲により社殿が焼け落ちています。が、御本尊は野川師により持ち出され、一旦は九州天草まで避難していたとのことです。
 野川師の働きもあり、川越喜多院の関係は深く、更にはその関係から上野寛永寺とも深く繋がり、毎年の節分豆撒式や毎月27日の縁日には冥福、家内安全、商売繁盛のご祈願が行われています。
 なお、不動尊の「出世」は、ここで祈願した相撲取りは出世すると言う謂れから来ているそうです。

寺院概要

【山号】

【宗派、御本尊】天台宗(?)/不動明王

【所在地】 東京都千代田区内神田2-6-9

【アクセス】 JR 神田駅から徒歩3分
       東京メトロ他 大手町駅から徒歩5分

【創建】 江戸時代

【ご朱印】

※  特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】 なし

【SNS】 なし

地図

寺院お得意の御利益

ひと足伸ばして

ギャラリー

参拝記

この日は生憎、2019年11月20日-2020年5月末で予定されているご本尊の修復期間に当たってしまいました。出直しです。
で、その出直しに備えて…。
 エスカレータで屋上には行きにくいので、「RF」と書かれたエレベータで向かうこと!