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於三稲荷神社・古木弁財天

御由緒

 はっきりとはしませんが、圓朝作と言われる「阿三の森」という落語怪談噺があります。
団子屋の娘、阿三(おさん)と旗本の次男坊、新重郎との悲しい恋の話なのですが、その舞台になっているのが「雀の森」。どうやら黒船稲荷神社界隈のようなのです。
 阿三は於三とも書け、その話からお祀りされた稲荷神社と思われます。が、実際には私有地にあるお社なので、なんとも…。
 ただこの話が単なるフィクションではなく、実話に基づいているとも言われており、綺麗に整えられた参道と庭園が、次に噺を聞く時に迫力を増してきそうな気が…。

神社概要

【御祭神】

【例大祭】

【鎮座地】東京都江東区牡丹1-6-5

【社格】

【創建】    

【境内社】

【アクセス】都営地下鉄、東京メトロ 門前仲町駅から徒歩4分
       JR京葉線 越中島駅から徒歩5分

【HP】なし

【Twitter】なし

地図

神社お得意のご利益

安産

ひと足伸ばして

ギャラリー

参拝記

 黒船稲荷神社から、ちょっとだけ足を伸ばして参拝した於三稲荷神社。
「えっ、家じゃん」と思う外観。確かに鳥居はあるのですが、その手前に民家の表札があるんです。
 少しだけ躊躇しつつ「いや、ここは神社だから」と変な言い訳を自分にしながら、邸内に入り込みます。どうやら、開放されているようで、綺麗な庭石と言うか参道を歩いていくと、手前にお稲荷様らしき小さな社殿が、そして奥にもう一つ社殿が置かれています。「2つ?」と思いながら、お参りを終え、そのまま辞去。
 その後、ちょっと調べてみた結果、もう一つの社殿が古木弁財天であること、そして冒頭の御由緒です。そして噺の中で阿三が弔われ、雀の森が阿三の森と呼ばれる一節があります。特に弁天さまは出てきません。阿三は死後、蛇に化けています。この女性+蛇から弁天さまが祀られたのでしょうか…?ね?