たこ薬師成就院

諸病にご利益

御由緒

 「たこ薬師」とユニークな愛称で馴染まれているたこ薬師成就院。開山は慈覚大師 円仁。大師は若いときから眼病を患っており、この治癒のため40歳になった時、自らが小さな薬師如来像を彫ったと言います。そして奇しくも最後の遣唐使なった時、入唐の時もこの薬師如来像を肌身につけ、2度の渡唐失敗。そして3度目で船はまたしても難破しかけるものの、なんとか渚に乗り上げることで唐への上陸を果たします。9年の留学の後、帰国の航海へと旅立ちますが、またしても海は荒れ、その肌身につけていた薬師如来像を海神へと投じると、シケは収まり無事に筑紫・博多の港へと帰り着いたのです。
 その後、大師は諸国巡化を行いますが、肥前・松浦を訪れると海上に光明を放つ木像を見つけました。これが帰路の荒れ海で海神へとささげた薬師如来像で、それが蛸に乗って浮かんでいたのです。唐への往復、そして唐での苦労を守ってくれた薬師如来像を見つけた大師はむせび泣いたと言います。大師は、その後、順化の脚を東国へ向け、天安2(858)年、目黒へ来ると、諸病平癒のためにと、松浦にて再び拝むことができた薬師如来像を尊容をそのままに模して、一刀三礼、霊木へと刻み込み、そして持仏の小像を胎内に納め秘仏とました。これが、この成就院の薬師如来を蛸薬師と讃えられるようになった由来です。こうして、このご本尊は霊験あらたかな仏様として、信心する人たちの心願ことごとく成就すると言われました。
 ご本尊は、現在、毎年1月8日の初薬師縁日にだけ御開帳されています。
 また、境内には徳川二代将軍秀忠公の側室 お静の方が将軍の子を持つことを願って奉納された「お静地蔵」が安置されています。お静の方は、その後、無事ご懐妊。この事から、お静地蔵は縁結び・子宝・子育て・出世・福徳・開運のご利益があると言われています。
 そしてもう一つ、お撫で石守りという御守があります。江戸時代の文献には顔にイボができてしまい困りきっていた女の人が、この御守であっと言う間に直してしまったと伝えられているものです。様々な病にご利益があるといわれています。

お気に入り度
 ★★
雰囲気
 ★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★

寺院概要

【山号】

【院号】 成就院

【宗派、御本尊】天台宗/薬師如来

【所在地】 東京都目黒区下目黒3-11-11

【アクセス】 JR 目黒駅から徒歩10分

東急目黒線 目黒線不動前駅から徒歩11分

【開山】 天安2年(858)

【ご朱印】 あり

※  書置き

【ご朱印帳】 なし

【HP】 オリジナル

【SNS】なし

寺院得意のご利益

諸病・難病治癒、縁結び、子宝、子育て、出世、福徳、開運