コッホ・北里神社

医学の進歩に貢献した恩師と高弟

御由緒

 学祖である北里柴三郎。ペスト菌の発見や破傷風の治療法確立などの業績から「日本の細菌学の父」とも言われる医学者です。その北里柴三郎が当初3年の予定で、そして延長願いが認められた6年間のドイツ留学で師事したのがロベルト・コッホ。細菌の培養のために寒天培地の発明をするなど感染症研究の開祖とも言われた人物でした。
 1908年に柴三郎はコッホを日本に招きます。72日間の滞在の間には広島の厳島神社に柴三郎と参拝したことが知られていますが、その他にも日光・奈良・京都などを旅したようです。そしてそれ以上に1905年にノーベル医学・生理学賞を受賞した世界的な学者の来日に国を挙げての歓迎となり、歌舞伎座で官民合同の観劇会が催されたそうです。そしてその通訳は森鴎外でした。
 こうした中、コッホが床屋に行くと北里柴三郎は散髪された毛を拾い集めていました。そして1910年、コッホが亡くなると研究所にコッホ祠を建立し、その遺髪をお祀りしたそうです。
 その後、命日には祭典を、コッホの生誕日の12月11日には記念学術講演会を催すなど恩師に対する敬意を表し続け、第一次大戦後、経済破綻したドイツで生活に困窮していたコッホの未亡人に当時の金額で一万五千円、おそらく現在なら二千万円程度の支援をしたとも言われています。
 その後、柴三郎の死後、二人が二柱として祀られ、北里研究所、北里大学の守護神となっています。

神社概要

【御祭神】
ローベルト・コッホ、北里柴三郎

【社殿】

【鎮座地】 東京都港区白金5-9-1(北里大学北里研究所病院敷地内)

【アクセス】都バス 田87(渋谷⇔田町) 北里研究所前から徒歩0分
      都バス 都06(渋谷⇔新橋) 天現寺橋から徒歩5分
      JR 恵比寿駅から徒歩20分
      都営 南北線・三田線 白金高輪駅から徒歩13分
      都バス 黒77(目黒⇔千駄ヶ谷)恵比寿三丁目から徒歩5分

【創建】明治43年(1910)- コッホ祠として建立

【社格】

【境内社】なし

【例祭】

【氏子】

【ご朱印】

※ 特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】なし

【SNS】

地図

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