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愛染院 観音寺

愛染明王をご本尊とする名刹

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御由緒

「愛染院」、正しくは練月山 愛染院 観音寺と言う、真言宗豊山派のお寺です。札所としては豊島八十八ヶ所の第26番札所です。このお寺の特色は、まずは御本尊ですね。最近、あちこちの大寺院で「縁結び」のご利益が謳われて祀られている愛染明王がご本尊です。
このご本尊は、室町時代の永享9(1437)年に能円坊尊岳と言う僧侶が開山した当時からのご本尊で、当時は、尾崎(現、春日小学校付近)に置かれました。それが、江戸時代の寛永年間(1624〜1644)に中興として名を残している権大僧都 尊智が現在地へと移しています。
江戸時代には十二石余の朱印地があり、慶安2(1649)年、三代将軍 徳川家光などの朱印状が残され、徳川将軍家から愛染院自体の寺領と別当となった若宮八幡(現、高松八幡神社)の社領八石を安堵されました。
しかし、寛政年間(1789〜1801)に火災が起こり、元禄10(1697)年に建立された山門、元禄14(1701)年に建立された梵鐘以外、伽藍の建物は全て焼失してしまいます。更に時代が明治に入り、当時、巻き起こった廃仏毀釈の中で末寺の成就院、高松寺、養福寺、泉蔵院の四ヶ寺を合併しています。
境内には、焼失を逃れた梵鐘や木造の弘法大師坐像を安置した大師堂や、高松寺合併について記した明治25(1892)年の宝篋印塔、境内には、西山稲荷祠や元文4(1739)年に作られた六地蔵など文化財も多く、見どころとなっています。

私見ですが

大江戸線はねずみ花火のような形をしていますが、円形部分は概ね、全て使った記憶がある一方で、しっぽ側は全く土地勘がなく、当然、最寄り駅の練馬春日町駅も全くの初見となりました。その一方で、愛染院さんについては子供の頃から名前は知っており、一度は参拝しておきたいお寺の一つでありました。
そして、念願の参拝。意外なほど広い境内で、本堂の他、稲荷社や大師堂などをお参りし終え、御朱印です。私の御朱印帳に「愛染明王」と書かれるかと思うと(初体験なので)、ちょっとドキドキしながら奥様にお願いして暫く待ちます。
斎場があったり、施餓鬼供養の日だったりと、お忙しい中でしたがとてもにこやかに対応を頂き、念願の参拝を気持ちよく終えることができました。

お気に入り度
 ★★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★★

寺院概要

【山号/寺号】 練月山/観音寺

【宗派、御本尊】真言宗豊山派/愛染明王

【所在地】 東京都練馬区春日町4-17-1

【アクセス】都営大江戸線 練馬春日町駅から徒歩3分

【開山】 永享9(1437)年

【ご朱印】 あり

※  特記なし

【ご朱印帳】あり

【HP】

【SNS】 なし

地図

お寺得意の御利益

参拝記

ひと足伸ばして

ギャラリー