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新田神社(にった神社)
運を守る神 新田大明神
神社概要
【御祭神】 贈従三位左兵衛佐源朝臣新田義興公
【社殿】 流造
【鎮座地】 東京都大田区矢口1-21-23
【アクセス】 東急多摩川線 武蔵新田駅から徒歩3分
【創建】 正平13年(1358)
【社格】旧府社
【境内社】稲荷神社
【例祭】 10月10日
【氏子】
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】 あり
【HP】 オリジナル
【SNS】 なし
地図
神社お得意のご利益
家運隆昌、家内安全、厄除招福、必勝開運、恋愛成就、合格成就
御神木に 健康長寿、病気平癒、若返り
ひと足伸ばして
破魔矢を手に初詣から家路につくのが、当たり前の正月の風景です。
その破魔矢を生み出したのが平賀源内だというのは、どうやら意外な史実のようです。
そして、その材料になったのが、この神社本殿裏にある塚に生える篠竹だというのです。その竹から厄除招福・邪気退散の矢守りを作りました。これが破魔矢の元祖なのです。
また、この篠竹、「新田の七不思議」にも数えられる神秘的な存在です。
その七不思議
・義興公の憤死後7日7晩雷鳴が轟き、首謀者の江戸遠江守が矢口渡に差しかかると義興公の怨霊が現れ、落馬した江戸遠江守は狂い死にした
・神社後背の義興公の御塚に立ち入ると祟りがある。
・御塚の中央にあった船杉は、義興公の乗った船と鎧を埋めたものが杉になった(落雷で焼失)。
・御塚の後方に生える竹は源氏の白旗を立てかけたものが根づいたとされ「旗竹」と言う。決して神域を越えず、雷が鳴るとピチピチと割れた。
・謀略を企てた畠山一族やその末裔が新田神社の付近に来ると、きまって雨が降り、狛犬がうなった。
・樹齡約700年のケヤキの神木は、落雷や戦災で真っ二つに割れてしまったが枯れず、毎年青々と葉を茂らせる。
・謀略に加担した船頭が、のちに悔悛して地蔵を建て義興公を祀ったが、公の怨霊により崩れ溶けてしまった(とろけ地蔵・頓兵衞地蔵と呼ばれる)。
この七不思議にある狛犬、今では阿形だけが境内に残っています。今でも、畠山一族に唸り声を上げるのでしょうか…。