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白魚稲荷神社

火伏せの神様

御由緒

 「無病息災」として羽田七福いないめぐりの一社に数えられる白魚稲荷神社。
 江戸時代、文化・文政期(1804年〜1829年)に書かれた地誌「武蔵国風土記」で「漁士白魚を初めて得しときは、まず此の社に供ふる。故にかく云へり」と見えます。
 穴守稲荷神社のサイトで紹介する白魚稲荷神社の説明では

多摩川の砂利砂採取が行われるようになった頃、この事業に従事する人たちの信仰を受け、社頭は大いに盛んであった

羽田七福いなりめぐり「白魚稲荷神社」

 と書かれていますが、多摩川流域では江戸時代から行われており、明治時代に重機が導入され始めて本格化し、関東大震災からの復興や南武線や京王線の開通による大量輸送手段の確立で昭和初期までに最盛期を迎えます。おそらくは、この時期に白魚稲荷神社も大きく栄えたのでしょう。
 また、隣り合った建物が密接するような建て込んだ家並みが少し前までの羽田らしい風景でした。これが時代を遡ると家の屋根は藁や板で葺かれていたのですから「火災防止」は大きな願いでした。この事から近隣の人たちも火災防止を祈願する人が多く、また戦災でも焼失を免れています。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★

神社概要

【御祭神】 宇迦之御魂命

【社殿】 

【鎮座地】 東京都大田区羽田5-27-8

【アクセス】京浜急行空港線 天空橋駅から徒歩5分
      京浜急行空港線 穴守稲荷駅から徒歩8分

【創建】

【社格】

【境内社】

【例祭】 2月初午、5月最終土曜日

【氏子地域】 

【ご朱印】

※ 特記なし

【ご朱印帳】

【HP】 羽田神社オリジナル

【SNS】 なし

地図

神社お得意のご利益

火伏せ、無病息災

ひと足伸ばして

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