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玉眞院(玉川大師)
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夏でもひんやり。地下霊場のあるお寺
御由緒
ライズができたりと以前にも増してショッピングタウン化が著しい二子玉川。その駅からそれほど遠くないところに玉川大師こと玉眞院さんはあります。その創建は大正時代ですから、近隣のお寺と比べても古くはないのですが、昭和9(1934)年、6年を掛けて竜海阿闍梨が地下仏殿を建立しています。この地下仏殿、地下5メートルの深さの場所に、長さ100メートルにも及ぶ総鉄筋コンクリート造りの拝殿とされていますが、私が入った時には、どれだけ深いかも判らず、真っ暗な中でひたすら足先の感覚を頼りに階段を下り、時には自分の手も見えない暗がりもある長い長い回廊を壁の手触りを頼りにあるき、時々灯明に照らされた仏像に手を合わせながらの参拝となりました。
そしてこれらの石仏を拝むと四国八十八ヶ所・西国三十三ヶ所を巡ったのと同じご利益があるとされていますから心して巡らないといけませんね。(少なくとも肝試し感覚で巡るのは禁止です。
この地下仏殿を巡るためにも御朱印を頂くためにもお堂に入る必要がありますが、何となくホッとできる聖域です。二子玉川を散策するなら、少し足を伸ばして参拝して頂きたいお寺です。
私見ですが
初めてお堂に入ったときの印象は「田舎の民家に上がった感じ」でした。初めての場所なのに懐かしさを感じる不思議と安心できる空間です。と言うのは地上の話。
地下の霊場に入ると、お灯明以外は真っ暗闇。時々、本当に自分の手すらも見えないくらいに真っ暗なのです。なので怖がりな方はちょっとご用心。いや、危ないことがあるからでは無くですね「わー!!!」「ぎゃーーー!!」と、お化け屋敷風の叫び声を上げる方がいらっしゃるからです。しかし、ここは四国八十八ヶ所を模した霊場です。叫び声を上げて良い場所ではありません。しずしずと、ときには壁に手をやって方向を確認しながら歩くようにしましょうね。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★★
寺院概要
【山号】 寶泉山
【宗派、御本尊】真言宗智山派/弘法大師
【所在地】 東京都世田谷区瀬田4-13-3
【アクセス】 東急田園都市線 二子玉川
【開山】 大正14年(1925)
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】 あり
【HP】 オリジナル
【SNS】 なし