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東玉川神社

社殿の龍は一見の価値あり!

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御由緒

 世田谷区登録有形文化財とされている立派な社殿の東玉川神社。その向拝天井には弘化2(1845)年と書かれた龍画が描かれています。
 実は、この神社の鎮座地は旧来、等々力村にあり諏訪社と呼ばれていました。
 創建の詳細は不明ですが、明治に入って神仏分離が進み、更に明治39(1906)年、内務省神社局が主導して一村一社運動が行われます。諏訪社と同じ等々力村内には熊野社(現 玉川神社)があり、諏訪社は熊野神社へ合祀されてしまいます。
 これで一旦、諏訪社の歴史が終わったことになるのですが、昭和7(1932)年、諏訪社の旧境内が新たにできた東玉川町の線引の中に入ることとなりました。これはつまり、当然、新しい町が出来ることで盛り上がったのでしょう、旧諏訪社を復興する動きが始まり、旧諏訪社の境内地も確保することができました。そして、東玉川町となった事から、諏訪社の社号を改め東玉川神社と改めて再興ができたのです。

私見ですが

 龍画が描かれている神社は少なくありませんが、江戸期の龍画を初穂料もなしに拝見できるのは、こちらと廣尾稲荷神社ぐらいしか思いつきません。どちらも雄大な龍画ですから、一見の価値は120%です。
 境内地は、広くもなく狭くもないのですが、境内を歩き回るよりも首を思い切り上に向けて龍画に見惚れること間違いなしの素敵な神社です。

お気に入り度
 ★★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★

神社概要

【御祭神】建御名方命大山咋尊

【社殿】 入母屋造
 昭和14年(1939)から翌年、渋谷の氷川神社から移築

【鎮座地】東京都世田谷区東玉川1-32-9

【アクセス】東急東横線 田園調布駅から徒歩13分

      東急大井町線線 奥沢駅から徒歩11分

東急池上線 雪ヶ谷大塚駅から徒歩11分

【創建】不詳(江戸期)

【社格】

【境内社】稲荷神社、御嶽神社

【例祭】8月第3日曜

【氏子】東玉川1-2丁目

【ご朱印】あり

※  特記なし

【ご朱印帳】なし

【HP】東京都神社庁

【SNS】

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