世田谷山観音寺(世田谷観音)

御由緒

 昭和26(1951)年、事業家だった太田睦賢和尚が私財を投じて建立した新しいお寺です。ご本尊は聖観世観菩薩で、他に不動明王や阿弥陀如来、仁王尊を祀るお堂があります。国のために若き命を捧げた特攻隊員4615柱の英霊の安息所として特攻観音堂も建てられています。
 ご本尊の聖観世音菩薩像は三重県桑名市(旧長島村)の寺から取り寄せたもの、六角堂(不動堂)には国の重要文化財となっている鎌倉時代の慶派仏師で運慶の孫、康円作の不動明王と八大童子像が祀られています。
 檀家の無い「祈願寺」であることもこのお寺の特徴です。気持ちが疲れているときなど、私はのんびりと散策させて頂いています。

お気に入り度
 ★★★★
雰囲気
 ★★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★

寺院概要

【山号】 世田谷山

【宗派、御本尊】天台宗系単立/観世音菩薩

【所在地】 東京都世田谷区下馬4-9-4

【アクセス】 東急バス 「世田谷観音」

【開山】 昭和26年(1951)

【ご朱印】 あり

※  特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】 オリジナル

【SNS】 なし

地図

寺院お得意の御利益

ひと足伸ばして

比較的広い境内ですが、お寺につきもののお墓がありません。祈願寺として創建されたお寺のため、一般的な檀家さんはいらっしゃいません。

その代り、境内には沢山の仏像やお堂で満ち溢れた感じがします。そう、創建が昭和に入ってからなので新しいお寺なのです。このスペックだけを見れば、建っているお堂や安置された仏像も新しいものかと言えば、そんなことが無いんです。逆に創建年を知らずに参拝すれば、古刹かと思う様相。不思議な不思議なお寺です。

阿弥陀堂は京都二条城からの移築ですし、不動堂内の不動明王ならびに八大童子の像は運慶の弟子康円の作品で旧国宝、現在は国の重要文化財という、とんでもないものがアチコチにあるんです。

おそらくは執事職の和尚様に御朱印をいただきましたが、快活で楽しいお話を伺いながら、筆を振るわれている様子がとても印象的。

お寺で御朱印をいただくことは多くは無いのですが、敷居の高さを感じないお寺は希少な気がしますね。

土地の氏神様の駒繋神社までは徒歩で数分。ぜひ、合わせて参拝してみてください。