回向院

御由緒

 開山の年、江戸に「振袖火事」とも呼ばれる「明暦の大火」がありました。この火事によって市街の6割以上が焼け野原に、そして10万人以上の犠牲者が出たと言います。
 また大規模な火災により、犠牲者の多くは身元不明となり、将軍家綱公は、無縁の人々の亡骸を手厚く葬るように考え、隅田川の東岸、回向院の建つ土地を与えて「万人塚」を建立しました。更に遵誉上人に命じて無縁仏の冥福を供養するための大法要を執り行い、御堂が建てたの開山の最初です。そして、この時のことが今でも「有縁・無縁に関わらず、人・動物に関わらず、生あるすべてのものへの仏の慈悲を説くもの」という回向院の理念だと言います。

寺院概要

【宗派、御本尊】浄土宗/阿弥陀如来

【山号】諸宗山

【寺号】無縁寺

【所在地】 東京都墨田区両国2-8-10

【アクセス】 JR総武線 両国駅から徒歩3分
       都営地下鉄 大江戸線 両国駅から徒歩10分

【開山】 明暦3年(1657)

【ご朱印】 あり

※  本尊と馬頭観音の二種あり

【ご朱印帳】 あり

【HP】 オリジナル

【SNS】 Facebook

地図

寺院お得意の御利益

ペット供養、

ひと足伸ばして

ギャラリー

 参拝記

 鼠小僧のお墓を拝見したくての参拝です。が、意外と言うか大きな伽藍。どれが本堂なのかも良くわからずに境内をウロウロ。
 まず目に入ったのが力塚。一瞬「刀?包丁?」とか思ったら、両国らしく大相撲に縁の塚なのです。玉垣には古い力士の名前が当時の番付と合わせて書かれています。双葉山が関脇なので昭和11年ごろなのでしょうか…。
 次は寺務所へ。噂で聞いていたねずみ小僧の墓石の欠片を入れる袋をいただきに伺います。合わせて御朱印をお願いしつつ、お作法を聞いてレッツねずみ小僧!のつもりが…御本尊、そして御朱印のある馬頭観音の場所をお知らせ頂けたのです。こうなるとねずみ小僧の前にお参りは欠かせません。
 隣接する本堂の阿弥陀様に手を合わせ、そしてそのまま馬頭観音塔へと向かいます。間には海難関係の碑が立ち並んでいたり、犬猫関係の碑があったりで、いかにも「無縁寺」の通り様々な仏様へのご供養が行われています。

 そしてねずみ小僧。海難関係の碑の裏側にあります。というのも数人が前立ちと言われる墓石の前に建つ石を囲んで「カンコンカンコン」と石で叩いているんですね。
 そう、お作法の通りなんです。
① 欠片は、あくまで前立ちの石から頂く
② 前立ちの石は、そこに置かれた小石で思いを込めて叩き、そこで出来た「砂」を持ち帰る
③ お守り袋を入れた紙袋で一旦、砂を受け取った方が、舞い散らずに集めやすい
④ 集めた砂をお守り袋に同梱された紙片に移し、同じくスポンジで包んで、お守り袋へ
との手順です。
 金運や開運招福に良いと言われる、ねずみ小僧の墓石(本当は前立ち)、如何ですか?