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千束稲荷神社

御由緒

 創建年代は不詳ですが、寛文年間ではないかと言われています。
 かつて浅草は千束郷と呼ばれ、南北に二社の稲荷神社があったのですが、そのうち北にあった下千束稲荷が千束稲荷神社の前身になります。ちなみに、浅草寺境内にあった上千束稲荷は廃社となっています。
 神社入り口には「樋口一葉ゆかり」と書かれています。これは、一葉が近くに住んでいたこと、また代表作の「たけくらべ」に出てくる千束神社が、この稲荷神社とされていることに依ります。

 毎年2月の初午祭では百灯余りの地口絵(駄洒落を題材とした絵)の行灯を飾が飾られます。

神社概要

【祭神】倉稲魂命、素戔嗚尊

【社殿】

【鎮座地】 東京都台東区竜泉2-19-3

【アクセス】 東京メトロ 日比谷線 三ノ輪駅から徒歩5分

【創建】 不詳

【社格】旧村社

【境内社】

【例祭】5月第4土曜日

【氏子】

【ご朱印】 あり

※ 特記なし

【ご朱印帳】 あり(汎用品)

【HP】オリジナル

【SNS】 なし

地図

神社お得意のご利益

家内安全、商売繁盛、災除

ひと足伸ばして

ギャラリー

参拝記

 どこに行っても、神社の目印は木立か玉垣なのですが、こちらは「樋口一葉ゆかり」の看板です。境内には、まだ時代の新しい一葉の文学碑が置かれ、いわば、この神社のシンボルと言っていいのでしょう。この日は、戸は空いていたものの社務所の「不在のため、書き置きで」という貼り紙を目にしたので、呼び出しはせずに辞去しています。

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