稲城 青渭神社

水に縁りの青渭の神社

御由緒

 稲城市東長沼にある青渭神社。調布、青梅の青渭神社と同様、「武蔵國多磨郡 青渭神社」と延喜式神名帳に記載された神社の論社で、非常に古くからある神社だと考えられます。
 「青渭」は水に纏わる神社とされていて、この神社がある東長沼も元々、多摩川の氾濫原だと言われていて、御祭神の青渭神も水神と考えられます。また、古くは大沼明神、青沼大明神と呼ばれていましたが、明治に入って正式な社号が青渭神社となっています。

 そんな古い神社でも、何も知らずに訪れると、コンクリート造りの社殿からはそれほど時代を感じられません。
 でも目を凝らすと、神社が古くからあることを実感できるんです。
 
 鳥居から長く続く参道には2対の狛犬が鎮座しています。鳥居に近い1対は明治期、奥の拝殿に近い1対は文政期の作で、東京では珍しい江戸時代の小柄な姿を見ることができます。
 調布の青渭神社は、巨大な御神木が有名ですが、ここでは小さな狛犬が得も言われぬ雰囲気を漂わせています。
 また覆殿の中の本殿は17世紀はじめの作とされていて、都心部では震災・戦災で失われた江戸時代が残されています。

 境内は、それほど広くなく鳥居から拝殿に向かって縦長の社地になっています。多くの方が書かれているように、普段は社務所に人の気配は無いようで、御朱印やお守り、御札は拝殿の後ろにある宮司様のご自宅でお願いすることになります。

お気に入り度
 ★★★★★(宮司様ご夫婦の印象も含めて)
雰囲気
 ★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★

神社概要

【御祭神】 青渭神、猿田彦命、天鈿女命

【社殿】

【鎮座地】 東京都稲城市東長沼1054

【アクセス】京王線 稲城駅から徒歩9分  
      JR南武線 稲城長沼駅から徒歩5分

【創建】 弘仁年間(810年〜824年)

【社格】式内社論社、旧郷社

【境内社】

【例祭】 10月第1日曜日

【氏子】

【ご朱印】 あり

※ 境内裏手、宮司様の居宅にて受領

【ご朱印帳】

【HP】 

【SNS】 なし

地図

神社お得意のご利益

参拝記録

 2020年のコロナ禍が少し落ち着いた6月の終わりに初の参拝をしてきました。
京王よみうりランド駅から歩き始めた参拝ルートも後半に入り、蒸し暑さも手伝って自粛の中で落ちていた体力が更に削られた後で、この聖域で少し癒やしを感じられました。
 御朱印は上でも書いたように宮司様のご自宅で頂いたのですが、門にはインターフォンが見当たらず、伺う前に拝殿に書かれた電話番号でお願いをしています。
 玄関で待たれていた宮司夫人に御朱印帳を預けると、奥から出てきた宮司様へと御朱印帳がバトンタッチ。しばし玄関で書き上がりをお待ちしていると、奥様が今度は、座布団に扇風機で休憩を取らせてくれました。座ると疲れが実感できるし、扇風機の風にも癒やされて、少し体力回復です。
 書き上げられた御朱印帳を手にした、宮司様に青渭神社の言われなど丁寧に教えていただき、とても良い印象の参拝となりました。

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