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阿豆佐味天神社・立川水天宮
猫探しなら
御由緒
寛永6(1629)年、砂川村と呼ばれるようになる地域が新田開発が始まり、現在の瑞穂町にある阿豆佐味天神社を勧請して建立されました。その後、元文3(1738年)年に本殿が造営され、これは立川市内最古の木造建築物とされ、1970年に立川市の有形文化財に指定されています。
阿豆佐味天神社と並んで社号とされている水天宮は、実際には境内社の扱いとなっているようで昭和36(1961)年に合祀したものです。
安産祈願に水天宮を参拝する人も多いのですが、もう一つ蚕影(こかげ)神社にお参りする人も多いようです。この境内社は、もともと養蚕が主要な産業だった頃、蚕の点滴になるネズミを捕まえる猫を祀るために建立された神社でした。そのため、狛犬の代わりに猫の石像が設置され、絵馬の絵も猫なのです。そこに有名なジャズピアニストの山下洋輔が参拝をしたことで一気に有名になったのだそうです。彼が1987年の雑誌『芸術新潮』に紹介した内容によると、飼い猫が行方不明になった時にこの神社に参拝したのです。すると不思議なことに猫が翌日、無事帰宅したのです。これ以来、飼い猫が迷子になったり、病気になったときに参拝する人が増え、また「猫返し神社」と呼ばれるようになったようです。
お気に入り度
★★★★
雰囲気
★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★
神社概要
【御祭神】 少彦名命、天児屋根命
【社殿】 木造流造
【鎮座地】 東京都立川市砂川町4-1-1
【アクセス】立川バス 立12-1、12-2(立川駅北口⇔箱根ヶ崎駅東口)、立13(立川駅北口⇔イオンモール) 砂川四番バス停から徒歩2分
西武拝島線 武蔵砂川駅から徒歩15分
【創建】寛永6(1629)年
【社格】旧村社
【境内社】 水天宮社、蚕影神社、八雲神社、疱瘡社、稲荷社、天神社、御嶽神社、浅間神社、金刀比羅社、八坂大神社
【例祭】 9月15日
【氏子】
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】
【HP】 オリジナル
【SNS】 なし
地図
神社お得意のご利益
安産、子育て、迷子や病気の飼い猫の無事
参拝記録
2020.8 初参拝。暑い中、西国立から途中、Macで昼食を済ませながら立川駅に到着したのが14:00。ふと、神社のサイトを見てみると…な、なんと「社務所の受付時間15:20」との記述が。歩くか、それともバスにするかを迷っていたのですが、選択肢は一つ、バスです。
とは言え、ダイヤも判らず、慌ててGoogle→Navitimeで慌てて調べて、ロータリーをウロウロしてしまいます。そう、焦りだしている中での、このウロウロ、以外に大きなタイムロスになりかねません。しかし、幸いバス停も見つかり、目的の立12のバスが出発するまで少しだけ余裕がありそうです。バス後部の入り口から、汗を拭きながらPASMOでチェックして乗車。これ、普段、均一料金で乗っている人間には新鮮というか、ちょっとした盲点なので注意ですね(まぁ、始発のバス停なので大丈夫なのでしょうが…)。
さて、ここから目的の砂川四番バス停、遠いです(汗)。時計とニラメッコしつつ、Googleが教えてくれるバス路線で残りをカウントダウンしながら、歩きくたびれながらも居眠りもできずにひたすら「我慢」です。
そして、砂川四番。周りは畑…。武蔵野の原風景です。が、視線を斜め右に向けると立派な鳥居が見えます。時間も大丈夫!きちんと信号を待って道を渡り、鳥居をくぐります。ちょっと乾いた周囲の風景とは違う神域独特の爽やかな空気がすぐに感じ取れます。
まずは拝殿に向かって参拝。そして社務所で御朱印を頂いてから(あまりギリギリでは申し訳ない…)、境内社に向かいます。社号にある水天宮は拝殿の右手、てっきり東京タワー近くの幸神社のように相殿かなにかになっているのかと思ったら、社殿が別なのですね。
そして、蚕影神社など他の境内社もぞろりぞろりと参拝です。
境内社もきれいに整えられていて、水天宮、蚕影神社以外もきちんとお願いができる雰囲気です。ご利益のデパート的な感じすらしてきます。