金乗院 慈眼寺(目白不動尊)

御由緒

 開基は僧である永順とされ、聖観音菩薩を勧進した観音堂を建立したのが始まりとされます。しかし、正確な建立年がわからないため、永順の没年以前(文禄3年、1594)として考えています。
 現在は、目白不動尊として有名ですが、不動尊自体は、約1キロほどの距離にあった新長谷寺に置かれたものでした。今も、慈眼寺の山門前には新長谷寺の碑が建てられていたりもしますが、全く違うお寺です。
 そして、このお不動様は遣唐使帰りの弘法大師が出羽・湯殿山、あるいは羽黒山での修行中に造ったと2体のうちの1体と言われています。これを野州足利の住人、沙門某が奉持し、後に武蔵国関口の住人、松村氏が足利から移し、地主であった渡辺石見守の寄進を受けて一宇を建立したものが新長谷寺の始まりと言われていますが、その年代はやはり不詳です。
 江戸時代に入ると元和4年(1618)に奈良、長谷寺の僧 秀算によって中興されます。秀算は徳川秀忠の命を受けて長谷寺の本尊と同じ十一面観音像を造った上で、本堂などを建立して新長谷寺と寺号を着けています。一方、元からあった不動尊は、徳川家光によって、寛永年間、『目白不動』の名を贈が送られ、江戸五色不動の一尊として今も崇敬を集めています。
 しかし、新長谷寺は戦争により壊滅的な被害を受け、昭和20年(1945)に廃寺となります。このため、金乗院へ不動尊を遷し今に至っています。

寺院概要

【山号】 神霊山

【院号】 金乗院

【寺号】慈眼寺

【宗派、御本尊】真言宗智山派/聖観世音菩薩像

【所在地】 東京都豊島区高田2-12-39

【アクセス】 JR山手線 目白駅から徒歩25分
       都電荒川線 学習院下駅から徒歩5分
       東京メトロ 副都心線 雑司が谷駅から徒歩5分

【建立】 文禄3年(1594)以前

【ご朱印】 あり

※  聖観世音菩薩と目白不動の二種を拝領可

【ご朱印帳】 なし

【HP】 なし

【SNS】 なし

地図

お寺得意の御利益

ひと足伸ばして

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