目次
漣神社
天狗の宮
御由緒
北口本宮冨士浅間神社から自動車で新屋山神社に向かう途中にある神社です。
後鳥羽天皇の御代、建久4(1193)年4月19日に新屋村の氏神として創建された神社で、時に「天狗の宮」とも呼ばれることがあります。天文3(1534)年に本殿の他、末社まで大改築しています。
神社の前には真っ白の生地に「正一位」の文字が鮮やかな幟旗が目立ちますが、これは宝暦5(1755)年に神階正一位 漣神社と改称した事によります。
ただ不思議なのが、「漣」(さざなみ)の社号で御祭神も住吉三神で海の神、内陸地で湖からも離れた富士山の麓。何故、ここで海なのでしょう…。
お気に入り度
★★
雰囲気
★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★
神社概要
【御祭神】表筒男之命、中筒男之命、底筒男之命
【社殿】
【鎮座地】山梨県富士吉田市新屋276
【アクセス】 富士急山駅から徒歩18分
【創建】建久4年(1193)
【社格】旧村社
【境内社】天神社、八幡社、琴平社、稲荷社、秋葉社、疱瘡社、津島社
【例祭】4月15日、7月
【氏子】
【御朱印】
※特記なし
【御朱印帳】
【HP】山梨県神社庁
【SNS】
地図
神社お得意のご利益
ひと足伸ばして
新屋山神社 里宮へ行く途中にある神社。何度も行く道で糸杉(?)の木立が目立つのですが、漣神社への参拝は初めてでした。
行くたびに参拝客が増える印象の新屋山神社と比べると、落ち着いた風情のある神社。鳥居をくぐると様々な神輿が展示されていて、無人社とは思えません。
拝殿も極彩色とも言える彫刻がなかなか立派なのです。
が、無人社なのでしょうかね?いろいろ歩き回ってみましたが、社務所すら見つからず…でした。
また、少し不思議なのが社号「さざなみ(漣)」の由来です。富士吉田ですから、富士五湖からは少し外れます。また、当たり前の事ですが、海とはトテモ!外れます。が、漣なんですねぇ。別名から推測しようにも「天狗の宮」です。
いろいろ調べてみたのですが…手がかりなし。もしかして「雀神社」が「しずめ」から転じたように音の変化なんでしょうかねぇ…。