鎮目 山梨岡神社
御由緒
御室山を神体とする古い信仰が起源とも言われますが、社伝では崇神天皇の御代(紀元前97年〜紀元前30年)、全国で疫病が流行したことに対し勅命が下り、日光山高千穂の峰に3柱の祭神を祀り、近郷の鎮守としました。日光産高千穂の峰は神社の背後に聳え、また古来の御神体である御室山と見られます。
成務天皇の御代(131年〜190年)郡境を確定するため、山麓の梨の木数株を伐採した後に遷座します。そして鎮座地を「甲斐嶺山梨岡」と名付けたそうです。これが現在の境内地で、神社のある「鎮目」は令制下では甲斐国山梨郡山梨郷に比定されています。このため、命名された「山梨」が当時の郡名や現在の県名の発祥となりと考えられています。
現在見られる本殿は構造様式から室町時代末期の建立と推定されている、大変古いもので国の重要文化財に指定されています。ちなみに『王代記』で享禄元年(1528年)に垂木から血が流れたという神異が書かれているそうですが、これが現在の本殿との関係するのかは不明です。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★
神社概要
【御祭神】大山祇神、高龗神、別雷神
【社殿】柿葺隅木入春日造
【鎮座地】山梨県笛吹市春日居町鎮目1096
【アクセス】 JR中央本線 石和温泉駅から徒歩16分
中央自動車道 一宮御坂インターチェンジから15分
【創建】崇神天皇の御代(紀元前97〜紀元前30)
【社格】式内社(小)論社、旧郷社
【境内社】天王宮、重大夫稲荷社
【例祭】4月3日〜5日
【氏子】
【御朱印】
※特記なし
【御朱印帳】
【HP】山梨県神社庁
【SNS】
地図
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