様々な仏様

仏様を分類する

 「仏様」。正確には、宗派や大乗・小乗(上座)の違いで、概念も変わるようです。
特に上座仏教で「仏」は「釈迦牟尼仏」だけを指すとのこと。私の場合(以下)は、大乗仏教の一般論(素人)の立場で書いています。

仏様の種類

仏様は、一種、ランクのように

  • 如来:サンスクリット(梵)語のタターガタ「真実から来た者」を漢訳したものが如来です。仏の中でも最高位とされます。
  • 菩薩:梵語ボーディ・サットヴァ「悟りを求めるもの」 に漢語を当てています。如来にはあと一歩至っていないのですね。
  • 明王:元はバラモン・ヒンドゥー教の神々だったと言われ、仏教では、如来や菩薩に次ぐ存在です。如来の変化身とも如来の命を受けてとも言われ、その表情は憤怒の形相となっています。梵語では呪文(vidyā)の王者(rāja)を意味しています。
  • 天部:天界に住む者の総称とされます。インドの古来の神が仏教に取り入れられてました。如来や菩薩、明王が人々の救済を目的としていますが、天部諸天は、仏法を守護ことを目的にしています。

とに分けられます。また、この他、羅漢(釈迦の弟子500人)、垂迹神(仏が神道の神の形で救済に現れた-本地垂迹思想)がありますが、あまり本尊とされていないので、細かくは上の4部で考えます。

仏教の宗派

守本尊

「守本尊」は生まれ年の干支によって決まる「一代守本尊」が一般に知られており、他に、毎年の年齢によって決まる一年限りの「厄除け守本尊」もあるようです。
 ここでは、一代守本尊様を守本尊として取り上げます。
 守本尊は、十二支に対して八尊が当てられています。
子年:千手観音
丑年:虚空蔵菩薩
寅年:虚空蔵菩薩
卯年:文殊菩薩 
辰年:普賢菩薩 
巳年:普賢菩薩 
午年:勢至菩薩 
未年:大日如来 
申年:大日如来 
酉年:不動明王 
戌年:阿弥陀如来
亥年:阿弥陀如来
※干支を決める生まれ年は立春から翌年の節分までを一年として見ていることが多いようです。そのため、一月一日から節分までに生れた場合、前年の干支の仏様が守本尊になります。