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恵比寿天 えびすてん
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梵名
真言
・オン インダラヤ ソワカ
・オン エビスヤ ソワカ
概要
天部として記述していますが、本来は神道の「蛭児」に当たる神様です。神仏習合の名残で、仏教寺院でも恵比寿天を祀られているところが多いように思います。七福神の多くがインドあるいは中国大陸のご出身ですが、恵比寿天だけは日本で生まれた神様です。
ただ、恵比寿天について調べると不思議なところが幾つも出てきます。
由緒
「えびす顔」と言えば、嬉しそうな顔の比喩ですが、えびす顔で参拝者を見守っている恵比寿様、一言で表すなら、かなりミステリアスな存在です。
ご真言を見るとインドラ(帝釈天)を本地仏としているようですが、この歴史的経緯は不明です。
また同じ恵比寿神を祀っている神社の代表格に西宮の西宮神社と三島市の三嶋大社があります。西宮神社では伊邪那岐・伊邪那美の二神から生まれた蛭児神が、また三嶋大社では積羽八重事代主神、つまり国譲り伝説でも登場する大国主命の子、事代主命をお祀りしています。
そして両者ともに、開運や漁業、更には金福の御利益がある恵比寿様としているのは興味深いところです。
更には少数ですが、少彦名命や火々出見命(海幸彦)などとも言われることがあります。
また、日本の神様でありながら…神仏習合の歴史が有ったとは言え、恵比寿神として七福神の一尊として宝船に仲良く乗っているのも、ちょっと不思議ですね。
お姿
ふっくらとしたした姿に赤烏帽子を被り、右手に釣り竿、左腕で鯛を抱えている姿が一般的です。
守本尊
なし
ご本尊としているお寺(神社)の例
静岡県 三嶋大社
渋谷区 恵比寿神社
ご利益など
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、漁業、金福など