目次
清瀧神社
浦安三社
御由緒
建久7(1196)年創建の古い神社です。ベイフロントの浦安にあるだけにご祭神は海の神「大綿津見神」が祀られています。
創建からおおよそ100年後の永仁元(1299)年に津波が神社を襲い、これによって本殿が倒壊しています。その後も江戸時代だけで元禄・享保・寛政の各年間にも津波被害は記録されています。現在の本殿は上総国のケヤキの大木を使用した木造三間社流造で安政2(1855)年9月に再建されたものです。
兼務社には豊受神社と当代島の稲荷神社とがあり、夏季オリンピックの開催年と同じ4年周期で、この三社で浦安三社祭が行われています。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★★
神社概要
【御祭神】大綿津見神
【社殿】 木造三間社流造
【鎮座地】 千葉県浦安市堀江4-1-5
【アクセス】東京メトロ東西線 浦安駅から徒歩5分
東京ベイシティバス フラワー通り下車すぐ(4、5、9、12系統)
【創建】建久7年(1196)
【社格】
【境内社】八坂神社、龍神社、道祖神社、浅間神社(富士塚)
【例祭】6月15日
【氏子】堀江、富士見、東野、富岡、弁天、今川、舞浜、高洲、鉄鋼通り、千鳥、港
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】 なし
【HP】 オリジナル
【SNS】 なし
地図
参拝記
「きよたき」「きよたき」と思ってお参りに伺ったのが「せいりゅう」神社さんでした。浦安駅から然程遠くはない場所にあり、全く土地勘の無い私でも迷わずに着けました。
さて、この参拝には少しだけ理由が。
平成から令和への御代の移りかわりに際し「関東各都県の参拝」が思いつき、その最後が千葉だったのです。そう、本当に千葉には土地勘が無い!のです。
とりあえず行きやすい場所を検討した結果が、清瀧神社、そして豊受神社の2社がある浦安だったのです。
で、伺った清瀧神社、まず目に入るのが立派な拝殿、そして裏手に回っての本殿の彫刻と富士塚です。神社の凄みっていうのは、ちょっと裏に廻ったほうが見つけやすい気がしているのですが、清瀧神社は、ぴったり嵌るしつらえです。
御朱印は、拝殿手前の社務所でいただけますが、そこで目立つのが潜水艦のお守り「きずな守り」。旧海軍の時代から軍艦や駆逐艦、潜水艦には「艦内神社」が置かれ、ゆかりの神社から分祀していました。今、清瀧神社は同名の潜水艦「せいりゅう」に祀られ、その縁からせいりゅうを織り込んだお守りが頒布されているのだそうです(ご利益は任務安全、国土安寧、家内安全です)。
決して大きな神社ではありませんが、凛とした空気と小さな発見で満ちている神社です。
神社お得意のご利益
海路安全、漁業繁栄、海の神