目次

西町 太郎稲荷神社

大河ドラマ祈願!

サイト管理者からのお願い
 このサイトは個人で作成運営しております。至らぬところから誤記等がありましたら問い合わせよりご連絡を頂きたくお願い致します。

 また、現在ボランティアで協力している「叶願」でクラウドファンディング(クラウドファンディングサイトはこちら)を実施しています。皆様の御協力を頂けますと幸いです。

鳥居と社殿
中々に立派です

御由緒

大名が参勤交代など江戸に藩邸を構えていた中、地元ゆかりの神社が多くあります。その中でも、稲荷神社を勧請しているところが一番、多いのではないでしょうか。これは、「火事と喧嘩は江戸の華」と言われていたように火事が多く、また家内安全にもご利益があることから、江戸の庶民に愛された影響から、藩邸を火事などの災害から守ろうとして建立されたのでは無いかと言われています。その中の一つが、こちらの西町 太郎稲荷神社で、柳川藩 立花家の中屋敷にあった神社です。因みに下屋敷にあったものが太郎稲荷神社(東京都台東区入谷2-19)となります。
神社は、立花左近将監と言いますから、2代藩主 忠茂、3代藩主 鑑虎、あるいは7代藩主の鑑通か8代藩主の鑑寿かと思われます。何れも、相当するお名前を見つけることはできなかったのですが、その母堂であるみほ姫の守り本尊として中屋敷内であった現在地に建立されました。ただ建立が万治年間とされていることから、2代藩主 忠茂が建立した可能性が高いと考えています。

私見ですが

やはり地元 柳川との結びつきが強いのでしょうか、大河ドラマの招致のためののぼり旗が目立つ境内ではあります。が、そんな俗な…と言っては失礼ですが、やはり元は立花家の藩邸を鎮守するお稲荷様。近隣の町民からも古くから愛されてきた神社は、今も静謐な雰囲気を漂わせています。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★★

神社概要

【主祭神】

【社殿】

【鎮座地】 東京都台東区東上野1-23

【アクセス】 都営 大江戸線 新御徒町駅から徒歩5分
       JR 御徒町駅から徒歩6分

【創建】 万治年間(1658~61)

【社格】

【境内社】なし

【例祭】

【氏子】

【ご朱印】

※ 特記なし

【ご朱印帳】

【HP】なし

【SNS】 なし

神社お得意のご利益

商売繁盛、家内安全

ひと足伸ばして

直前に訪れた地護稲荷神社で、小社に参拝を続けるには「期待しない」という感覚になります。が、いきなり目に飛び込む『立花宗茂と誾千代』の幟。
このお稲荷さんが、立花左近将監つまり、立花宗茂に縁のある神社だというのですが、予習なしでの参拝者には「???」の状態です。そこで、金色に輝く由緒書を読んでみることに。
そこで解ったのが、宗茂の母「みほ姫」の守り本尊として邸内社として建立された、意外にも(と言っては失礼ですが…)由緒正しい稲荷神社だということです。
しっかりと手入れされた境内を見ると、今も氏子さんたちに大切にされていることが、よく判ります。

由緒書
光り輝く由緒書

ギャラリー

社殿と幟
きちんと覆いのかけられた社殿です