浄名院

へちま寺

御由緒

 寛文6(1666)年、圭海大僧都が開山されました。寛永寺三十六坊の一つで塔頭となります。
 当初、院号は浄円院でしたが享保8(1723)年になって現在の浄名院へと改称されています。
 境内にはおびただしい数の地蔵菩薩が置かれていて「八万四千体地蔵」と呼ばれています。明治12(1879)年、第38世住職の妙運大和尚が84,000体の地蔵菩薩像の建立を発願したもので寛永寺貫首(輪王寺宮)の北白川宮能久親王を筆頭に華族や財閥なども賛同する形で多くの地蔵を奉納されました。そして、これは現在も増え続けているそうです。
 また、その地蔵を見守るように大きな地蔵菩薩坐像が笠を差し掛けられるような形で鎮座しています。これが、江戸六地蔵の代仏と呼ばれるもので、通常の六地蔵が丈六と呼ばれる1丈6尺(実際の座高は3m弱)よりも二まわりぐらい小さなお地蔵さんです。このお地蔵さんは明治39(1906)年、妙運大和尚が日露戦争の戦死者の供養のため、また破却されてしまった六地蔵の六番、永代寺の地蔵尊を惜しんで建立したものだそうです。ご様子は他の六地蔵とはかなり異なりますが、建立のために寄進された方々のお名前が数多く刻み込まれていて、やはり篤い気持ちが込められたお地蔵さんだということがわかります。
 そして、もう一つ、こちらのお寺では「へちま供養」が毎年旧暦の8月15日の夜に行われています。この主役は数多くのお地蔵さんの中でも「へちま地蔵」と呼ばれる一尊です。この日に「へちま地蔵」に祈願をすると咳や喘息を治めるご利益があると言われていて、ヘチマを供えて御札をいただく方が朝から集まるのだそうです。
 お地蔵様づくしのお寺、ちょっと変わった雰囲気を味わうことができます。 

お気に入り度

 ★★★★

雰囲気

 ★★★

アクセス(駅近、駐車場など)

 ★★★

寺院概要

【山号/寺号】東叡山/寛永寺

【宗派、御本尊】天台宗/阿弥陀如来地蔵尊

【所在地】 東京都台東区上野桜木2-6-4

【アクセス】 JR山手線 鶯谷駅から徒歩10分

【開山】 寛文6(1666)年

【ご朱印】 あり

※  阿弥陀如来の他、数種類あり

【ご朱印帳】

【HP】 

【SNS】 なし

地図

寺院お得意の御利益

咳、喘息

ひと足伸ばして

ギャラリー