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總持寺(総持寺、西新井大師)

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御由緒

西新井大師。中野に新井薬師があって、ちょっと混乱しがちかも知れませんが、この東京でも東に位置するお大師様が「西新井」と名付けられたことと開山の様子とが切っても切れない関係なので、まずは、ここから。
時は天長年間、伝として天長3(826)年開山と言う古刹ですが、その頃、弘法大師様が関東巡錫をされていたそうです。その中で、ここに立ち寄ると、ちょうど村は悪疫の流行に苛まれていました。そこで大師様は、十一面観音像、そして自らの像を枯れた井戸へと安置され、21日間の護摩祈祷をされたそうです。
そして、祈祷が終わると新たに水が湧き上がってきて、流行っていた疫病の患者も回復していったと言われています。この新しい井戸が本堂の西側に位置していたことから「西(の)新(しい)井(戸)」と言う地名になったと言われています。
と言うことで、このお大師様が直接起こした奇跡から篤い信仰を集めるようになったわけです。そして、この疫病平癒が厄災消除へと発展し、現在では厄災消除の他、様々な御利益を頂けるパワースポットとして多くの人を集めています。
現在の本堂は昭和46(1971)年に再建されたもので、江戸時代中期に建立された本堂は、昭和41(1966)年に起きた火災により焼け落ちたことから再建に至っています。ただ幸いな事に、本尊は消失せずに済んでいます。
また関東の人なら、正月のCMなどでも耳に馴染みの「関東三大師」の一つとされています。その他は川崎大師(神奈川県)、観福寺(千葉県)となります。

私見ですが

世田谷からですと、東武大師線自体のアクセスが辛いのと舎人ライナーだと最寄り駅でも徒歩20分ですから、池袋から王寺経由で都バスを使うほうがオススメです。また、川崎大師や柴又帝釈天ほどではありませんが、門前の商店も賑やかで、冷やかしつつ参拝するのも古き東京をイメージできて楽しいお寺だと思います。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★

寺院概要

【山号/院号】 五智山/遍照院

【宗派、御本尊】真言宗豊山派/十一面観音、弘法大師

【所在地】 東京都足立区西新井1-15-1

【アクセス】東武大師線 大師前駅から徒歩5分
      日暮里舎人ライナー 西新井大師西駅から徒歩20分

【開山】 伝、天長3(826)年

【ご朱印】 あり

※  複数種あり

【ご朱印帳】あり

【HP】 オリジナル

【SNS】 なし

地図

お寺得意の御利益

厄災消除

参拝記

2021.12.6参拝 ブログ

ひと足伸ばして

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