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尾山台 宇佐神社

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御由緒

 永承6(1052)年、源頼義が前九年の役として奥州平定に向かう途中、この尾山に陣を張ったと言います。すると源氏の白幡のように空に浮かんでいた白雲が八つに分かれ棚引きます。これに喜んだ頼義は、奥州平定の暁にはここに八幡社を創建することを誓ったのだそうです。
 9年後の康平5(1063)年、奥州安倍氏を平定した頼義公は再び尾山の地を訪れ、八幡社を造営し勝利を報告しました。これが尾山台の宇佐神社の創建とされています。
 そもそも、この境内地は古来から聖域とされていた様子で、社殿裏には5世紀末~6世紀前半の首長墓と考えられる「八幡塚古墳」が遺されています。
 少し急な階段を登る境内はとても明るく、今も聖域としての雰囲気が感じられるはずです。

私見ですが

 神社仏閣の縁起、御由緒を見ていると、前九年・後三年の役が度々登場してきます。そして、その際、祈願や建立などをされた方の名前は坂東太郎こと源義家公になっていることが多く、父であり、この神社を建立された頼義公の名前は余り登場しません。特に前九年の役は頼義公が主役になっても良い立場(鎮守府将軍兼陸奥守)なので、そもそも不思議なことなのですが、この神社でしっかりと記載されているので、父親として、鎮守府将軍兼陸奥守としての面目躍如と言った感じでしょうか。
 境内は公園のような広々とした感じで、道路から境内に登った、ちょうど拝殿正面で一番遠くにあるところから、塚の上に建てられた本殿を拝むことができます。
 墳丘の上で陣を張り、必勝を祈願した頼義公にあやかって、生活の中にある様々な障害や苦労に打ち勝ちたいですね。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★

神社概要

【御祭神】 誉田別命

【社殿】

【鎮座地】 東京都世田谷区尾山台2-11-3

【アクセス】東急大井町線 尾山台駅から徒歩10分

【創建】康平5年(1063)

【社格】

【境内社】稲荷神社、御嶽神社

【例祭】 10月第1日曜日

【氏子】 尾山台1-2丁目

【ご朱印】あり

※ 特記なし

【ご朱印帳】なし

【HP】

【SNS】なし

地図

神社お得意のご利益

ひと足伸ばして