甲斐善光寺

御由緒

「善光寺」と言えば、長野の善光寺が余りにも有名なため、こちらは「甲斐善光寺」と呼ばれる事が多く、こちらのサイトでも踏襲しています。
 上杉景虎は第三次川中島の戦いを終えると信濃善光寺の大御堂から本尊の善光寺如来や寺宝を越後へと持ち帰ると永禄元年頃には直江津に如来堂を建設しました。これを契機にして信濃からの直江津へ人の移動が発生し、都市として発展したのです。
 一方、武田晴信は弘治3(1557)年2月に信濃善光寺の北西に位置する葛山城を落として一帯を支配すると、善光寺別当の栗田寛久に命じて信濃善光寺本尊の阿弥陀如来像の他、寺宝を栗田共々、甲斐国甲府へ移転させせました。善光寺の如来が甲斐に到着すると甲斐の領民は狂喜したと言います。
 永禄元年(1558年)の甲斐善光寺、ついに甲斐善光寺が創建され信濃善光寺の37世住職 鏡空上人が本願主となりました。その後も甲斐善光寺の造営は続き、善光寺如来は一旦、仮堂に収められた後、永禄8(1565)年の完成を待って本堂に納められます。なお、造営は元亀年間(1570年〜1573年)まで造営が続きました。
 武田家の滅亡後、御本尊は織田や徳川、豊臣氏の間を転々とすることになりました。しかし、慶長3(1598)年、ようやく信濃に帰座され、甲府は新たに前立仏を御本尊として現在に伝えられています。
 広々とした境内は散策するだけでも気分が休まります。春には桜を楽しめる良いお寺です。

お気に入り度
 ★★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★

寺院概要

【山号/院号】 定額山/浄智院

【宗派、御本尊】浄土宗/善光寺如来

【所在地】山梨県甲府市善光寺3-36-1

【アクセス】 中央道 一宮御坂ICから約20分

【開山】 永禄元年(1558)

【ご朱印】 あり

※  特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】 なし

【SNS】 なし

地図

寺院お得意のご利益

ひと足伸ばして

「善光寺」といえば、長野にある善光寺が有名です。が、こちらの善光寺は、その信濃善光寺が戦乱で焼け落ちることを恐れた武田信玄により、御本尊善光寺如来などの諸仏寺宝を奉還するために建立されたお寺です。

ですから、由緒正しきコピー…というより疎開先と言えるじゃないでしょうか?

広い参道から大きな本堂を眺めた後には、「かいてらす(山梨県地場産業センター)」へ行ってみませんか?「あー、山梨のお土産って…」と悩むこともなく、ここに全てがあります!(笑)。あ、冗談っぽく書いていますが、かなりマジです。

ただ、私にとって残念なのは、センター内で販売しているワイン。試飲を勧められても、飲めないんですよねぇ。クルマで参拝していますから(涙)