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清水稲荷神社(目黒)

拝殿は尋常小学校の奉安殿

御由緒

 明治30年(1897)頃から、現在の鎮座地から2分ほど離れた東急バス目黒営業所の付近に創建されたようです。そこでは例え真夏の日照りの中でも清水が湧き出していたことから「清水」の名がつけられたと言います。
 大正12(1923)年、関東大震災が起こります。焼け出された人も多く被災地から多くの人達が移住しようとしたそうです。そして、計画的な土地分譲を行うと共に土地の発展を祈念するため、改めて京都伏見稲荷から御霊代を拝受して社殿・鳥居が奉納されたそうです。
 現在地へは戦後の昭和27(1952)年、境内地として寄進された現在地へ遷座しており、同年、太田喜八郎氏が鷹番小学校に寄進した天皇陛下のご真影を奉安した御真影奉安殿を移築し拝殿としています。このため、非常に特徴的な形式になっているのかと思います。

私見ですが

 戦前、戦中の小中学生を描くドラマや映画では、必ずと言っていいほど「奉安殿」が出てきます。遅刻しそうになっていても、必ず奉安殿の前では気をつけをして一例する。それが当時のルールだった訳です。
 今では全く失われてしまった奉安殿やそれを取り巻く文化ですが、皇室や皇室がおこなう神事と共に長く記憶には留めておきたいですね。

お気に入り度
 ★★★
雰囲気
 ★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★

神社概要

【御祭神】 

【社殿】

【鎮座地】 東京都目黒区目黒本町1-1

【アクセス】  東急東横線 学芸大学駅から徒歩14分
       東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩16分

【創建】 明治30(1897)年頃

【社格】

【境内社】

【例祭】

【氏子】

【ご朱印】 なし

※  特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】 なし

【SNS】 なし

神社得意のご利益

家内安全、商売繁盛、芸能上達、縁結び