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真福寺
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用賀の赤門寺
御由緒
用賀。と言う地名は「瑜伽山真福寺にヨガ道場が有ったことに由来する」と言う説がありますが、これはどうもフェイクのようですね。また「鎌倉時代初期にはヨガ道場があった」も怪しいし…で、結論は不明です。そんな用賀の街中に唐突なくらいに印象的な赤門を構えているのが真福寺です。この赤門は古くからあったようで、通称「赤門寺」とも呼ばれます。
永禄・元亀時代の建立と言いますから、室町時代末期に「実相山真如院」と号して建立されたそうです。昭和21年に山号は瑜伽山へと改められています。恐らく、この時に真福寺としたのでしょうか。
時代が前後しますが、享和3(1803)5月、火災に遭って本堂、そして庫裡も焼失、古文書も失ってしまいます。また、この時かどうかは不明ですが、本尊の釈迦如来坐像も消失しており、後に奥澤村の浄真寺(九品仏)の開山 珂碩上人により作像されたものが現在の本尊とされています。
昭和28年〜29年にシンボルである赤い山門が新築され、昭和37年〜41年にかけて本堂を修理し、庫裡は鉄筋2階建に改められました。
私見ですが
用賀の商店街は入り組んだ道路で構成され、とても賑やかな場所ですが、この境内に入ると喧騒が消えたように静かになり、お寺独特の静謐さに包まれるような気がしてきます。
駅上の世田谷ビジネススクエア(SBS)と、その周りの近代的な様子と対象を成すような真福寺。このまま変わらずに居てほしいお寺です。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★★★★
寺院概要
【山号/院号】 瑜伽山/-
【宗派、御本尊】真言宗智山派/金剛界大日如来
【所在地】 東京都世田谷区用賀 4-14-4
【アクセス】 東急田園都市線 用賀駅から徒歩5分
【開山】 天正6年(1578)
【ご朱印】
※ 特記なし
【ご朱印帳】 なし
【HP】 なし
【SNS】 なし
地図
お寺得意の御利益
ひと足伸ばして
瑜伽山(ゆがさん)…ここに瑜伽道場、すなわちヨガ道場があり、それが今日の「用賀」の地名の由来である。との説もあり、地元に愛されるお寺です。
駅はタワービルの地下になり、隣の二子玉川と合わせ、洒落た街の雰囲気があるのですが、ちょっと歩くと真福寺の石碑が、またもう一足伸ばすと用賀神社があり、昔の風情を残している貴重な場所だと言えますね。
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