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碑文谷八幡宮
御由緒
目黒の碑文谷。とても落ち着いた住宅街にある神社です。創建は不詳ですが、鎌倉時代、源頼朝の家臣だった畠山重忠の守護神を畠山の家臣でここに住んでいた宮野左近が祀ったのが始まりと伝えられています。
時代を感じさせる社殿は延宝2(1674)年に造替え、明治5(1872)年に再建、明治20(1887)年に改築したもの。境内は一の鳥居から二の鳥居まで桜の名所として知られていて、花びらの舞い散る中を歩いて参拝すると日本人に生まれてよかったと心が伸び伸びする感じがします。
また境内には畠山重忠の家臣榛沢六郎を祀ったと言う稲荷社の祠の他、「碑文石」とが置かれています。この碑文石、かつては神社の西側を通る鎌倉街道沿いに埋められていたものだそうで、埋められた理由は「祟り」を鎮めるため…。とも言われています。が、当地が少なくとも神域・聖域として畏敬の念を抱かれていた土地なのだと思えます。そして、現在はガラスケースの中に収められた碑文石ですが、室町時代頃に作られたと見られ、書かれている碑文は、それぞれ梵字で「大日如来」(中央)「勢至菩薩」(左)、「観世音菩薩」(右)の三文字となっています。
「碑文谷」と言う地名の由来には諸説ありますが、私としては、この碑文石があった場所ということから名付けられたと思いたい!です。
お気に入り度
★★★
雰囲気
★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
★★
神社概要
【御祭神】 誉田別尊
【社殿】
【鎮座地】 東京都目黒区碑文谷3-7-3
【アクセス】 JR 目黒駅からバス
東急東横線 学芸大学駅から徒歩15分
【創建】 不詳(鎌倉時代初期?)
【社格】
【境内社】稲荷社、碑文石
【例祭】 9月敬老の日の前々日・前日
【氏子】 碑文谷1丁目-6丁目
【ご朱印】 あり
※ 特記なし
【ご朱印帳】 なし
【HP】 東京都神社庁
【SNS】 なし