円泉寺(太子堂)

御由緒

 「太子堂」。世田谷区の地名の由来ともなっている太子堂を持つ聖王山法明院円泉寺は、南北朝時代末期(~1392年)までには太子堂と前身である円泉坊の小堂が建立されていたと思われます。
 この地域は縄文・弥生時代から人が暮らしてきた場所で、安土桃山時代から江戸時代に移る慶長年間(1596年〜1615年)に入ると江戸市中への農産物の供給地の役割を担い、これにより村の収入が増えてくると同時に円泉寺の境内も本堂・太子堂が建ち並ぶなど寺容が整えられていきます。
 寛文12(1672)年に造立された庚申供養塔は、江戸の庚申信仰での前期に区分され歴史資料としても貴重なものです。
 安政4年(1857)年、堂宇を焼失してしまいますが、安政7年、檀信徒家の信施によって。質素ながらも本堂、太子堂、庫裡が再建されました。地域の人たちとの結びつきが感じられる逸話です。
 明治の廃仏毀釈の流れの中で廃寺が噂されましたが、英尊大和尚が入山し、これをきっかけに檀家が結集することで聞きを乗り越えます。更に太平洋戦争でも空襲に遭うことなく終戦を迎えます。
 玉川八十八ヶ所霊場巡拝の第51番霊場となっています。

お気に入り度
 ★★★★
雰囲気
 ★★★★
アクセス(駅近、駐車場など)
 ★★★

寺院概要

【山号/院号】 聖王山/法明院

【宗派、御本尊】真言宗豊山派/不動明王

【所在地】 東京都世田谷区太子堂3-30-8

【アクセス】 東急田園都市線、世田谷線 三軒茶屋駅から徒歩10分

【開山】 南北朝時代(1336年-1392年)、弘法大師 草創説もあり

【ご朱印】 あり

※  特記なし

【ご朱印帳】 なし

【HP】 オリジナル

【SNS】 なし

地図

寺院お得意の御利益

ひと足伸ばして

近くの史跡

林芙美子 旧居(東京都世田谷区太子堂3-30)
三宿神社

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